群馬県の千代田町、埼玉県行田市にある利根大堰のリバーシーバスポイントを紹介します!

河口からの距離、なんと150km!! 海なし県でシーバスが釣れる!!

【利根大堰】シーバス釣りポイントへの行き方

東北自動車道・館林ICもしくは羽生ICから約13kmです。

武蔵大堰が利根大堰のことです。

【利根大堰】シーバス釣りポイントの攻略法

夏といえば、シーバス狙いを一時休んで、オフショアやショアジギ、はたまた渓流などへと向かわれている方も多いでしょう。

以前は、夏場にシーバスを狙っていませんでしたが、何年か前から、この時期ならではのシーバスフィッシングを楽しんでいます。

ポイントは川です。

最近流行のリバーシーバスです。

ここでは、埼玉県と群馬県の境を流れる利根川の、利根大堰近辺のシーバスを紹介したいと思います。

利根大堰は、古くは江戸時代に埼玉県見沼地方を田んぼにするため、見沼代用水の取り入れ口としてつくられたものです。

現在は、埼玉県民の水道水の取水口となっています。

河口からなんと150kmも上流にありますが、淡水魚はもとより海水魚まで、棲息する魚種は豊富です。

バスやニゴイはもちろん、春のサクラマスや稚アユ、夏のシーバス、秋のサケ(釣り禁止)と、様々な魚が顔を見せます。

ここでシーバスが釣れるのは、4月末〜5月の稚アユシーズンからです。

ただ、そのころはまだ単発で、本格化するのは湾奥や河口部が、ある意味、オフシーズンになる真夏です。

河口部より水温が低いことや、堰があることによる溶存酸素量の多さ、アユをはじめとしたベイトの多さなどがその理由です。

ただし、どんなに時期がよくても、魚の回遊がなければまったくダメといった、当たり外れがきわめて大きいポイントでもあります。

また、河口から遠いので潮汐の影響がなく、時合=時刻ということになリます。

適度な増水やにごり、曇りなど、一定の条件がそろえば、デイゲームでも十分に釣りは成立します。

しかし、ベストタイムはやはり朝夕まずめを中心としたナイトゲームです。

ただし、朝まずめについては、はっきり明るくなってからヒットすることも多いです。

エントリーは、埼玉県側、群馬県側のどちらからもOKです。

群馬県側は砂利の河原が広がり、十分な駐車スペースがあります。

本格的なリバーシーバスの雰囲気を味わうことができる場所です。

いっぼう、埼玉県側は利根大堰の魚道からの流れが岸近くを通ります。

ブーツでのエントリーも可能で、お手軽な分、混雑度は高いです。

なお、両岸とも堰の下流200 mの区間は釣り禁止なので注意してください。

どちら側からエントリーするにしても、狙いは流れの筋と、その周辺にできるたるみです。

堰からの流れの筋が合流する場所は、一級ポイントになります。

魚の活性が上がっている状況では、ダウンクロスで広く探ったほうが効率的な場合もありますが、基本はアップに投げてのU字ターンです。

とくにシビアな状況になればなるほど、アップから自然にドリフトさせる釣り方が求められます。

また、流芯部は水深があるため、レンジ攻略も大事です。

活性の高いときは表層中心で十分ですが、活性が低いほどレンジが下がる傾向にあります。

特に大きい魚ほどボトムのストラクチャーにつく傾向があるので、幅広いレンジを攻略できるルアーを必ず用意しましょう。

流れの中の釣りなので、アタリははっきりわかることが多いです。

アワセを入れたあとは、魚の頭が上流を向いているうちに、どれだけ寄せられるかが勝負になります。

モタモタして魚が反転し、下流へ走られてしまうと、ランディングできる確率はかなり下がってしまいます。

ランディングは、下流に移動しつつ岸沿いに寄せてくるのが基本です。

アングラーが多いときなどは、魚に主導権をとらせないタックルが必要になります。

ロッドは、流れに乗った魚をコントロールできるMクラス以上のものが理想です。

レンギョなどのスレがかりも多いです。

弱いロッドだと、何もできずにラインブレイクすることも多いです。

かなりの流れがあるポイントなので、ウエーディングの際にはライフジャケットなどの安全装備を完璧にしておきましょう。

単独釣行は避けるようにしてください。

河川の流程が長いことからこのポイントで晴れていても、上流部の天候次第で増水したり、にごりが入ったりすることがあります。

そのため、このポイントヘの釣行時には、天気を広範囲にチェックする必要があります。

【利根大堰】シーバス釣りポイントの実績ルアー

ダイワ/セットアッパー75S

ワイドなフラットボディとオフセットリップで、アップに投げても流れの変化をとらえるため、しっかりとアピールします。

U字夕ーン時のフラッシングも効果的です。

 

バスディ/レンジバイブ55

広範囲の表層チェックや中層のドリフトと使い方は多彩です。

バランスがよく引き抵抗が軽いことから、流れのあるポイントでも使いやすいバイブレーションです。

 

マリア/フェイクベイツ

速い流れの中でもけっして飛び出すことなく、安定したタイトアクションを実現します。

FとSタイプや、サイズの使い分けで、多くの状況に対応できます。

メインは9cmですが、スレている場合は7cmを!

 

ダイワ/ミニエント

ひと口サイズながら大きめのフックがセットされています。

流れの中でも強気のファイトができます。

主に中層〜低層のボトムドリフトで使用しましょう。

 

マリア/ブルースコードC90

特にダウンクロスのときの、自然と流れのキワのたるみに滑り込みシーバスを連れてくる能力は秀逸です。

魚がスレているときやベイトが小さいときはC60を使いましょう。

【利根大堰】シーバス釣りポイント①堰下流にある消波ブロック帯

この下流川からがポイントになります。

平水時にはここに馬の背が見えます。

【利根大堰】シーバス釣りポイント②堰下流の右岸

右岸寄りにブレイクがあリます。

ウェーディングしなくても釣ることができます。