茨城県大洗町鹿嶋市にある鹿島灘を紹介します!

ヘッドランドが生み出す離岸流こそヒラメとシーバスの捕食ポイントになります!

【鹿島灘】ヒラメ・シーバス釣りポイントへの行き方


鹿島灘沿岸の国道51号利用します。

約50kmにわたって点在するヘッドランドがポイントです。

ヘッドランド:鹿島灘沿岸に設置された人工岬です。

砂浜の浸食防止のみならず、絶好の釣り場を形成しています。

【鹿島灘】ヒラメ・シーバス釣りポイントのヒラメ攻略法

茨城県大洗から鹿嶋にかけての50km近くに及ぶ鹿島灘沿岸には、5月上旬からカタクチイワシの群れが回遊しはじめます。

それを狙ってヒラメやシーバスなどがやってきます。

イワシは12月上旬までのこの一帯を回遊します。

ヒラメもシーバスもロングランで楽しむことができます。

なかでも、梅雨時が最盛期といえます。

その後、水温上昇のためか、海水浴客が増えるためか不明ですが、真夏になると釣果はいったん落ち込みます。

秋から再びいい釣りができるようになります。

海岸線は、ほぼ全域がなだらかな遠浅のサーフです。

ヒラメはベイトを水深1mくらいの浅場に追い込んで捕食することが多いです。

ヒラメにとってみれば、ベイトを追い込みやすいのは少しでも掘れている所から急に浅くなっている所です。

そんな地形の好例として、沖へ向かって流れる離岸流の下があります。

離岸流の下は掘れています。

離岸流によって形成されるかけあがりは、ヒラメやシーバスにとって格好の捕食ポイントとなります。

この離岸流ですが、鹿島灘では容易に見つけることができます。

というのも、この海岸線には、海岸浸食を止めるためにヘッドランドという人工岬が、約500m間隔(一部ない場所も)で設置されています。

その形状から、両サイドに沖へと払い出す流れが生まれています。

ただし、両サイドとも同じような地形をしているわけではありません。

左右どちらかでしか釣れないということはよくあります。

季節や場所によって潮流の向きや強さが違うためです。

深く掘れているほうがいいわけですが、その見極めは、波の立ち方で判別します。

沖へ払い出す流れが速ければ、深く掘れているので波が立ちにくく、浅ければ波がせり上がって大きな波となります。

要は、波があまり立っていない側を釣ればいいということです。

また、深場であることは重要ではありますが、実際にヒラメがついていることが多いのは、かけあがり自体です。

払い出す流れの最も速い場所にはあまりおらず、その脇がボイントになることを覚えておきましょう。

ヘッドランドの先端の沖側は、左右が掘れた馬の背状の地形をしています。

そのかけあがりもヒラメ狙いのポイントになります。

シーバスの場合は、流れを好むのか、ヒラメと違って流芯の中でヒットすることも多いです。

ヘッドランドの周りには消波ブロックが入っていて、そのキワもシーバスにとって格好のストラクチャーとなっています。

ヘッドランドで釣る場合は、流れが速いので、岬の先端寄りからアップもしくはクロスストリームでキャストしましょう。

ルアーをかけあがりに流し込むように、ヘッドランドの付け根から先端に向かってリトリーブします。

ポイントまでの距離は近いため、遠投の必要はほとんどなく、30mもキャストすれば十分です。

波の立っていない場所なら、10mぐらい先にキャストすればいいでしょう。

ヒラメがヒットしてくる水深は、だいたい1m以浅で、深くても3mまでです。

当地では、それより深いと地形的変化が乏しくなるので、ヒラメはあまりついていません。

水深1m以浅の場所は、波が完全に崩れ、白波が出ているのでわかりやすいでしょう。

繰り返しになリますが、ヒラメのフィーディングポイントはかけあがりです。

つまり、波が持ち上がって崩れるまでの区間です。

こうした場所を攻めていけばはずすことは少ないです。

ヒラメは活性が高ければ、水深が3mあっても水面まで一気に食い上げてきます。

通常はまずシャロー系のミノーを試し、ダメなら0.5m、1m、1.5mとレンジを下げていきましょう。

引くスビードは、1秒間にハンドル1回転を目安に、ただ巻きをすればOKです。

トゥイッチなどのアクションは効くこともありますが、逆効果のときもあります。

活性が低いときは、目の前にルアーを通さないと食いません。

ジグヘッド+ワームで狙うことになります。

ワームではボトム近くを狙うのが基本です。

ただ巻きの途中にリフト&フォールを入れて、底近くを引きつづけましょう。

ヘッドランドのない場所にも離岸流はあります。

そうした場所はポイントが遠いことが多いです。

遠投が可能な28〜40gのメタルジグが活躍します。

ヒラメのアタリは、いきなりグッと重くなることもありますが、コンという小さいが明確なものが多いです。

そのときのらなくても、そのまま引きつづけることで再びアタリがでることもよくあります。

ヒラメの口は非常に硬いのでしっかりアワセを入れ、一定のテンションをロッドにかけた状態で寄せてきます。

その際、ヒラメは浮くと波にもまれやすいので、ロッドは横にしたほうがいいでしょう。

大きくなければゴリ巻きで寄せたほうがバラシは少ないです。

よく魚を寄せるのにポンピングをしている人がいますが、ロッドを戻す瞬間にテンションがゆるむので、おすすめしません。

【鹿島灘】ヒラメ・シーバス釣りポイントの釣果実績ルアー

ダイワ/ショアラインシャイナーZ 120F


潜行レンジは50cmです。

ダブルオシレートの重心移動システム採用で、12cmクラスのミノーとしては最高クラスの飛距離を可能にしました。

 

ダイワ/ショアラインシャイナーR50LD F-G

潜行レンジは1mです。

波の中でも抜群の安定姿勢を誇り、磯でも実績が高いです。

RSOにタングステンウエイトを内蔵した、遠投性に特化したモデルです。

 

ダイワ/カレントマスター93S

潜行レンジは1.5mです。

強い流れの中でもしっかり泳ぐシンキングミノーです。

シーバスの実績がとくに高いです。

離岸流の中心を攻めるのに最適です。

 

ダイワ/ファントムII

プラスチックコーティングにより、自然でゆっくりとしたフォールを実現したメタルジグです。

その際、大きなスライドで、ヒラメやシーバスヘアピールします。

 

ダイワ/ダックフィンシャッドR3.5インチ+SWダーティングジグヘッド17g

高強度素材のワームなので、魚にボロボロにされにくいです。

フィンが大きいので、テールが大きく振れ、スローでも大きくウォブンロールします。