神奈川バス釣りポイント神奈川県 南西部 芦ノ湖を紹介していきます!

日本で初めてバスが移植された、バス釣り発祥の地です!

芦ノ湖への行き方

電車の場合、JR東海道本線小田原駅から箱根登山鉄道、バスで箱根行きに乗り継ぎます。

クルマの場合、小田原厚木道路からは箱根新道に入り、芦ノ湖出口で降りて、そこから2kmです

東名高速 御殿場ICからは国道139号経由で箱根方面へ向かえば湖尻へと出ます。

ICから約40分で到着します。

芦ノ湖について

芦ノ湖はブラックバスが、日本で初めて移植された湖として知られています。

いわば日本のブラックバスフィッシングの発祥の地です。

芦ノ湖に初めてアメリカからブラックバスがやってきたのは1925年のことです。

この湖の水質はクリアで、一年を通じて激しい水位の変化は見られません。

逆に水位に変化が表れるとバスたちのコンディションが大きく変るということを、頭に入れておきましょう。

禁漁期が設けられています。

12月下旬から2月いっぱいが禁漁期となります。

禁漁期が開けるとすぐにバスフィッシングが開幕というわけではありません。

3月だとまだ水温が上がりきりません。

連休のころまでは同じルアーフィッシングでもトラウトゲームのほうが盛んです。

本格的なバスフィッシンングシーズンの訪れは、5月の連休のころと考えておきましょう。

もうひとつ、この湖で注意したいのがワーム禁止ということです。

2000年に全国でいち早くワーム禁止を掲げた湖です。

芦ノ湖は観光地としても有名です。

観光遊覧船が頻繁に湖上を行き交います。

遊覧船に細心の注意を払いながら釣りを楽しむようにしましょう。

芦ノ湖では入漁料 1,300円(店売り)、2,000円(現場売り)が必要です。

芦ノ湖バス釣りポイント①成蹊

ボトムの変化が多くバスが居着くポイント

蛭川(ひるかわ)河口から庭石周辺の総称が成践です。

水中の張り出しや砂浜、粘土質のボトムマテリアルなど様々な地形が集約されているスポットです。

ただでさえベイトフィッシュの集まる要素を備えていますが、流れ込みもある一級ポイントです。

通常はミノーで広くチェックするのが有効です。

バスのボイルに遭遇したら、躊躇せずにトップウォータープラグを投入しましょう。

芦ノ湖バス釣りポイント ②神社下③元箱根湾④白鳥ワンド

ストラクチャーが多く居着きのバスを狙え!

()は大岩が点在するガレ場です。

鳥居より湾内は急なブレイクになっています。

湾外は岸から50mくらい先までシャローフラットです。

一帯はわき水も多く、水温が安定しています。

バスの魚影は濃く、ウィードも豊富です。

バスがシャローについているか、ブレイクについているかの見極めが重要です。

()は護岸が多くおかっぱりがしやすいポイントです。

しかし、変化の少ないフラットな地形のためウィードパッチや岩などを探し、そこを重点的に攻めましょう。

遠投して沖のウィードのあるブレイクラインを狙ってみるのもよいでしょう。

ベイトを追っているときは沖にはバスの魚影が少なくなることもあります。

朝の早い時間帯はトップウォーター、日中はバイブレーションに実績があります。

()のポイントはたくさんの係留ボートがあり、ストラクチャーは豊富です。

日の強い日中はボートの下のシェードに溜まりやすいです。

ワンドの奥はフィーディングスポットになることが多いです。

朝夕はチェックしてみましょう。

芦ノ湖バス釣りポイント⑤コペリの鼻

芦ノ湖で水通しの良いポイント

コペリの鼻は箱根湾の東側の出口にあたる所です。

湖の中でももっとも水通しのよい場所です。

バスに限らず様々な魚が回遊しています。

シーズンを通してのストック量はかなりの数になります。

シーズンがまだ早く水温が上がりきらない春はフローティングミノーが圧倒的に有利です。

沖に張り出した馬の背を中心に攻めましょう。

夏場は、ブレイクラインにあるウィードがキモです。

芦ノ湖バス釣りポイント⑥箱根湾

ウィードエリアを効率よく広範囲に探るべし!

箱根湾は大小の桟橋、係留ボート、杭、流れ込みなどポイント選びに困らない場所です。

なかでも一番の狙い目は、流れ込みです。

常にベイトフィッシュが集まっており、必然的にバスの数も多くなっています。

桟橋を攻める場合、規模の大きな遊覧船桟橋のほうがバスの量は多いです。

しかし、プレッシャーも高く、スイッチが入ったタイミングでないとなかなか口は使ってくれません。

芦ノ湖バス釣りポイント⑦三ツ石

ブレイクラインに回遊するバスを狙え!

三ツ石のショアラインは、大小の岩が重なり合っているガレ場です。

岬の先端付近には粘土質の馬の背が張り出しています。

ブレイクラインに沿って魚が回遊しています。

回遊する魚は季節によって違います。

春先はトラウト、水温が上がってくると入れ替わるようにバスが回遊するようになります。

所々にガレ場もあります。

沈んでいる岩の間をラバージグで丁寧に攻めてみましょう。

芦ノ湖バス釣りポイント⑧白浜

魚種を問わずストック量が豊富なワンド

芦ノ湖の中でも、魚種を問わず魚のストック量が多いのがこの白浜です。

馬の背状の水中岬、ゴロタ石、砂浜などワンド内は地形変化に富み、ストラクチャーも豊富です。

中央部の流れ込みは、ふだんはほとんど水量がないために見逃しがちです。

一度、地中に入ってその沖で伏流水として水を吐き出しています。

流れ出しの沖も、 遠投の利くバイブレーションなどでしっかりとチェックしましょう。

芦ノ湖バス釣りポイント⑨深良水門

静岡県側に流れ出しているアウトレットのポイント

深良水門からの水は静岡県側に流れ出しています。

早川水門に次ぐ芦ノ湖2番目の規模のアウトレットです。

湖尻湾の亀ヶ崎から続くブレイクをたどると、行き着くのがこの水門です。

水門まわりの水の動きは活発です。

ウィードや杭などのストラクチャーも豊富でベイトフィッシュが多くいます。

水門から西側は比較的水深がなだらかでウェーディングもしやすいでしょう。

芦ノ湖バス釣りポイント⑩早川水門

芦ノ湖最大のアウトレット「早川水門」

芦ノ湖最大のアウトレットがこの早川水門です。

のべつ水を吐き出しているわけではありません。

一度水門が開くとその周辺の水が一気に動きだし、魚たちの活性も急激に上がります。

水門が開いていなくても有望なエリアです。

水門の状態に関係なくチェックしてほしいスポットです。

水門の流れによってできたチャンネルや、絡むウィードを丁寧に攻めてみましょう。

芦ノ湖バス釣りポイント⑪湖尻湾

ボトムに砂浜や岩が点在しているポイント

湖尻湾は芦ノ湖の北部に位置しています。

湖にある3つの湾でも一番大きな湾です。

ほかのふたつの箱根、元箱根湾に比べると砂浜や岩場、桟橋などが広いエリアに点在しています。

狙いどころはオーバーハング、倒木、ウィードです。

湖尻湾にはレンタルボート店が軒を連ね、いくつもの桟橋が沖に向かって延びています。

桟橋にもバスはついていますが、少しスレ気味の傾向にあります。

桟橋を狙うときは、レンタルボート店のスタッフに、ひと声かけてから釣りをするのがマナーです。

湖尻湾に限ったことではありませんが、各湾には大型の観光船が出入りします。

衝突はもとより、観光船が起こす引き波は大きいです。

注意を払って釣りを楽しみましょう。

観光船が出入りしたあとはその周辺の水が大きく動きます。

意外と魚の活性が上がることも覚えておきましょう。

芦ノ湖バス釣りポイント⑫九頭龍

芦ノ湖の幅が狭くなっていてカレントが効くポイント!

九頭龍神社は芦ノ湖が最も狭まる所にあります。

湖の幅が狭まっている分、エリアの水通しがよいです。

実際にバスに限らずトラウト釣りでも高い実績を残しているスポットです。

岬からまわりこんでワンドの奥に入ってくる回遊バスが多いです。

どのレンジを回遊しているのかを素早く見つけることが重要です。

いいタイミングで回遊にぶつかれば連続ヒットも望めます。