神奈川県平塚市の寒川町を流れる相模川のシーバス釣りポイントを紹介していきます!
相模川の神川橋下流は雨を合図にシーバスの大宴会が始まる湘南のメジャースポットです!
相模川シーバス釣りポイント【神川橋下流】への行き方
国道129号・田村十字路から寒川町方面へ進み、約700mで神川橋に至ります。
相模川シーバス釣りポイント【神川橋下流】のシーバス攻略法
神奈川県の相模川は、湘南を代表するシーバスリバーです。
ポイントは、河口から6kmほど上流にある神川橋までの間に点在しています。
その中から神川橋下流エリアを紹介します。
神川橋の上流には寒川堰堤があり、シーバスはこれより上流へ溯ることができません。
そのため、海から入ってきたシーバスがストックされやすいという利点があります。
ただ、神川橋から堰の間は禁漁区域なので、釣り場は橋より下流ということになります。
相模川では、4月中旬から5月上旬くらいに稚アユの潮上がピークを迎えます。
それに合わせて大量のシーバスが河川内に入り込み、梅雨が明ける時期までベイトを飽食したコンディションのいいシーバスを狙うことができます。
アベレージサイズは60〜70cmです。
秋のようにランカーがコンスタントにでることは少ないものの、80cmクラスは十分に狙えます。
ポイントはふたつあり、橋下からの瀬の流れが曲がる周辺と、そこからやや下流に位置するシャローエリアが定番です。
前者は、流れが対岸にぶつかるあたりがベストです。
右岸の消波ブロックからも釣りは可能ですが、左岸の河原側から狙うことが多いです。
目に見えて流れが変化しているので、立ち位置に迷うことは少ないはずです。
それだけにプレッシャーが高いことも事実なので、できるだけ静かにアプローチしましょう。
ウエーダーをはいていても、いきなり水につかることのないようにしましょう。
ルアーを対岸の消波ブロック際までキャストしたら、流れに乗せながらスローリトリーブで探ります。
シーバスは流芯に定位しているか、もしくは手前のブレイクについて、流れてくる稚アユを狙っている場合が多いです。
このポイントは比較的小場所ではあるが、じっくり狙う価値はあります。
また、その上流の瀬の中でも、点在する大きな岩などにシーバスが定位しています。
流芯を中心に攻めながら、変化のある場所ではルアーを通す角度を変えながら攻めてみましょう。
これらの場所でアタリがないときや、先行者がいるときは、そこから100mほど下流にあるシャローエリアを狙うことになります。
ここは川幅が少し広がり、流れもゆるくなりますが、シャローに捕食しにくるシーバスは比較的活性が高い場合が多いです。
ポイントは広いので広範囲を探るようにしましょう。
また、いずれのポイントでも、流れがあるほうが格段にシーバスの活性は上がります。
このエリアは干満の影響を受けるため、釣行は、下げ潮と重なるようにするのがコツです。
流速だけではなく、潮位が下がることによってシャローエリアに群れていた稚アユが居場所を失うことで、待ち構えていたシーバスの活性を上げるきっかけにもなるのです。
雨後の増水があれば、釣れる確率はさらに上がります。
増水と同時に出るにごりも、シーバスゲームにとっては好都合です。
梅雨の時期だけに、「雨」は、より確実にシーバスを捕るための大きなキーワードになります。
初夏のアユのサイズは8〜10cmほどの大きさなので、使うルアーもそのサイズに合わせたものを選びましょう。
シャローレンジを探ることができるフローティングミノーを軸に、ローテーションしていくのが基本です。
河川内では主に、流芯とブレイクを狙うことになりますが、どちらもステディリトリーブで狙います。
流れがあるため、当然、ルアーはU字を描きますが、このときルアーがターンする場所を、明確に意識しながら引くことが大切です。
たとえば流芯の魚を狙うなら、流芯より先ヘルアーをキャストし、流れの中心でターンさせます。
もしくは、ブレイクを攻める場合は、流れに乗ったルアーがブレイクのキワでターンするように調整していきましょう。
キャスト方向も、川を横切るクロスストリームを基本に、状況によってはダウンクロスキャストも交えます。
また、流れがあまりない状況で釣る場合は、ブレイクについたシーバスをていねいに探っていくほうが賢明です。
一歩下がった場所から、慎重なアプローチで臨みましょう。
シーバスの活性は高いので、アタリは手元に明確に伝わってくるものがほとんどです。
しっかりとアワセを入れたら、できるだけエラ洗いさせないようにして寄せてきます。
プレッシャーが高いうえ、比較的小場所であるため、場荒れを極力減らすことが2本目を獲るコツです。
飽食し、コンディション抜群のシーバスのファイトは力強いです。
速い流れに乗られてしまうことがないよう、事前にドラグ調整はしっかりしておきましょう。
対岸の消波ブロック側から釣りをする場合には玉網が必要ですが、河原からの釣りではとりこみはズリ上げればいいです。
アプローチも楽で、高確率でシーバスを狙えるだけに、人気も高いフィールドです。
川が穏やかに見えてもライフジャケットは忘れずに着用しましょう。
相模川シーバス釣りポイント【神川橋下流】の実績ルアー
deps/バリソンミノーF
マッチ・ザ・ベイトに欠かせないローテーションの軸となるスリム系ミノー。
タイトなウォブンロールでスローなただ巻き時のレスポンスのよさが秀逸です。
デュオ/テリフDC-9バレット
9インチクラスではトップクラスの飛距離を誇るフローティングモデルです。
浅い潜行深度はシャローエリアの攻略に最適で、流れに強く、ダウンクロスで探ることも可能です。
デュオ/ベイルーフ P-85
ミノーに反応しないときはシンペンの出番です。
クロス気味にキャストしてスローリトリーブで使います。
プレッシャーがかかったポイントを攻略するのに欠かせない存在です。
デュオ/タイドミノー75CD
小さいサイズにしか反応しないシーバスには、このクラスまでサイズを落としたほうが有効な場合も多いです。
タックルはそのままで安定した飛距離が出ます。
DAIWA/ミニエント
プレッシャーが高いときや活性が極端に低いときは、バイブの速引きが効くこともあります。
ひと口サイズでタイトなアクションは、シビアな状況を打開できます。