神奈川県横浜市金沢区にある平潟湾を紹介していきます!

バチ抜けパラダイスの湾奥干潟は、プラグとワームの使い分けが決め手です!

平潟湾シーバス釣りポイントへの行き方


横浜横須賀道路・堀口能見台ICから国道 16号を横須賀方面へ約3km進むと金沢八景駅に到着します。

眼前にあるのが平潟湾です。

平潟湾シーバス釣りポイントの攻略法

東京湾口にほど近い、横浜八景島シーパラダイスの奥に、平潟湾があります。

狭いエリアに侍従川、宮川、六浦川、鷹取川といった複数の河川の流れ込みを有しています。

橋、ブイ、係留船などの人工ストラクチャーが豊富な干潟です。

2月初旬から春にかけて、大々的なバチ抜けが行われます。

この平潟湾でのバチパターンで狙うシーバスゲームを紹介します。

平潟湾の岸際は護岸されていますが、全体的に浅いです。

河川の流れ込みがある場所なら、干潮時にチャンネルがはっきり目視できます。

沖へ向かうにつれて徐々に深くなっていきますが、沖にも遠浅の場所が多いのが特微です。

おかっぱりで狙うなら、侍従川内や平潟湾口にある船着き場や、鷹取川河口左岸にある市営アパート付近の実績が高いので、潮位の高いうちに狙いましょう。

干潮時には足元から水がなくなるほど浅い場所なので、ウエーディングで広範囲を探るのも有効な手段です。

ボトムはドロ底で、野島町の夕照橋から追浜橋(鷹取川河口)にかけては、地質がとくに軟らかいため、立ち込みはできません。

ウエーディングポイントとしては、同じ夕照橋でも侍従川河口へかけてのシャローのほうが比較的硬めなので、おすすめです。

肝心のバチは、大潮や中潮といった潮が大きく動くときの満潮時に抜けやすい傾向がありますが、小潮などでも盛んに抜けることもあります。

むしろ気にすべきは釣行時間で、満潮から下げのタイミングに高実績があります。

天候的には、南西からの暖かい風が吹いたときに、バチが抜けることが多いです。

現地に着いて、バチが抜けているか否かを確認する際、満潮時なら護岸沿いでも確認できます。

より確実に確認したいなら、地形的にバチが集まりやすい夕照橋の外灯下を見れば、一目瞭然です。

平潟湾はオープンエリアなので、バチの流される方向は、風向きに大きく左右されやすいです。

北東の風なら夕照橋周辺へ、南西の風なら侍従川方面にバチが流れてくることが多いです。

侍従川と鷹取川の河川内でもバチ抜けが起こるので、ベストな場所は毎回変わるものと思ってよいでしょう。

では、バチがいればいいのかというと、そうでもありません。

バチの量が極端に多い場合や、バチが照明などにたまって玉になっているとき、または風や潮の関係でバチが流れないときなどは、シーバスのルアーに対する反応はイマイチです。

このような場合は、できるだけバチをイミテートしたワームをセレクトし、軽めのジグヘッドなどで表層をデッドスローに漂わすことが得策です。

このとき、プラグを使用するとオーバーアピールとなり、ルアーに対する警戒心を与えてしまうことが多いようです。

逆に、バチが点々と流れているような場合は、シンキングペンシルなどを遠投します。

広範囲を探ったほうが、活性の高い個体を効率よくキャッチすることができます。

シンキングペンシルを使うときのコツとしては、リトリーブスピードを、デッドスロー~スローの範囲で変えてみて、その日のパターンをいち早く見いだすことです。

このように、平潟湾でのバチ攻略では、ソフトルアーとハードルアーを持ち合わせ、状況により使い分けることが非常に重要になります。

もちろん、タイミングによってはバチが抜けていないこともあります。

このようなときは、フィーディングのためにわざわざ湾の外からシーバスが入ってくることは少ないと考えたほうがいいでしょう。

そのため、侍従川や鷹取川の岸沿いなどにいる、居つきのシーバスに狙いをしぼるのがよいでしょう。

アワセの入れ方は、ワームの場合ならワンテンポおいてからスイープに、プラグの場合は即アワセを入れます。

釣れてくるシーバスはスポーニング後なので、あまりパワーはなく、エラ洗いもせずにひたすら突っ走る個体が多いです。

釣れるサイズは50cmくらいがメインとなりますが、70cmクラスもあがっています。

数はバチ抜けの度合いによっても左右されますが、たいてい5匹くらい釣れれば普通です。

ですが、たまに20~30匹も釣れるようなこともあるので、やめられません。

岸沿いはすべて護岸整備されています。

おかっぱりなら単独釣行でもOKです。

ウエーディングをするなら、よほど通い慣れた人でないかぎり、単独釣行はやめたほうがよいでしょう。

ウエーディング時は、一歩一歩すり足で、地質が十分硬いか確認しながら歩かないと、足がはまって大変なことになります。

ライフベストなどの救命胴衣は絶対に着用しましょう。

ランディングアイテムとしては、おかっぱりなら5mぐらいのネットが必要になります。

ウエーディングならボガグリップなどがあれば便利でしょう。

平潟湾シーバス釣りポイントの実績ルアー

ジップベイツ/ザブラスライドスイムミノー85


バチ抜け時はデッドスロー~スロー。

小刻みにティップを動かすことで、よりバチに近い動きが出せます。

色はパール系やチャート系が高実績ですが、オレンジベリーやイエローベリーもいいでしょう。

 

ジップベイツ/リッジS-Lineディムリー


トラウト用シンキングペンシルですが、バチ抜けにもいいです。

ゆったりとしたS字ダートが特徴です。

上記のルアーと同じ使い方ですが、このふたつのペンシルローテーションで魚のプレッシャーを低減させます。

 

バークレイ/ガルプ!サンドワームインチ


バチそのものの最強ルアーです。

通常のワームとは違い、魚が好むにおいや味などの成分が放出されます。

軽いジグヘッドかノーシンカーで、表層をデッドスローにトレースするか、流れに乗せます。

 

バークレイ/ガルプ!ドーバークローラー5.5インチ

素材的にはサンドワームより柔らかいです。

ジグヘッドで表層をデッドスローで漂わす使い方も可能です。

ロールしながらフォールするので、水深がある侍従川向きです。

平潟湾シーバス釣りおすすめポイント①侍従川河口

待従川河口に架かる平潟柵です。この周辺は風の影響が少ないので、 バチが安定してでます。

平潟湾シーバス釣りおすすめポイント②バチ抜けの中心部


湾内をまたぐ夕照橋。 このあたりを中心に、バチ抜けが起きやすいです。

 

平潟湾シーバス釣りおすすめポイント③侍従川

侍従川下流域。比較的水深があるので、居つきのシーバスも狙えます。