千葉県の千葉市美浜区にある浜田川河口を紹介して行きます。
一見地味ですが、ランカーシーバスも期待できる千葉の超実績ポイントです!
千葉シーバス釣りポイント【浜田川河口】への行き方
東京方面からは、国道14号を千葉方面へ進み、京葉道路・幕張ICの下を通過します。
幕張メッセの標識のある幕張1丁目の交差点を右折し約2km南下し突き当りを左折するとメッセ大橋です。
千葉シーバス釣りポイント【浜田川河口】の攻略法
全国的に有名な幕張メッセや千葉マリンスタジアムなどの真横を流れ、幕張の浜に注ぐ浜田川。
幅わずか30mほどの平凡なコンクリート護岸の河川ですが、実は、常にランカークラスのシーバスを狙えます。
地元で人気のおかっぱり釣り場です。
この細い川は、河口部で幅100mほどに広がり、さらに河口の両端には、沖へ向かって250mほどの堤防が延びています。
川幅が広がった場所から堤防の付け根まで消波ブロックが入っており、堤防の外側には、左右ともに人工のサーフが広がります。
シーバスは左右のサーフ沿いを回遊し、この河口部で一時的にとどまるようです。
もちろん、豊富なベイトを求めて、河川内に入ってくる魚もいます。
小規模なだけにポイントもしぼりやすいです。
河口の消波ブロック際、海から1本目にあるメッセ大橋まわり、そのメッセ大橋のすぐ下流の右岸から流れ出る温排水まわりなどがメインポイントです。
河川内で釣る場合は、約1.3mの高さの手すりのある遊歩道から釣るので、初心者でも安心です。
なお、左岸の遊歩道に下りる階段は何カ所かありますが、右岸の遊歩道には階段が用意されておらず、アプローチしづらいです。
両岸からキャストしあうトラブルを避ける意味も含めて、地元では左岸から釣るのが暗黙のルールとなっています。
1月後半から3月にかけてはバチ、春から夏にかけてはイナッコ、秋にはボラ、イワシ、サッパなどがメインベイトになります。
河口部の狙い方ですが、消波ブロック帯では数m先のいたる所に沈み根が点在していてシーバスがよくついています。
消波ブロックの上から扇状にキャストを繰り返して狙いましょう。
ブロック帯の手前は比較的浅いです。
ルアーをあまり沈ませないように、むしろ表層を意識してリトリーブするとよいでしょう。
また、下げ潮が効いているときは、河口から沖に向かって川の流れがきれいな潮目となって出ます。
飛距離の出るルアーで大遠投して広範囲を狙っていきます。
次に、温排水まわりの狙い方ですが、右岸からの排水の流れは、対岸の岸壁際にまで達し、下げ潮時なら下流に向かって流れていきます。
つまり、左岸側から釣っているときは自分の足元こそが流れの当たる絶好のストラクチャーと化すので、キッチリと足元までリトリーブしましょう。
また、排水口際の下流も反転流によってベイトがたまりやすいので、壁際にシーバスが張りついていることがあり、着水ヒットもけっこうあります。
この温排水まわりに限らず、テクトロはかなり効果的なアプローチ方法となります。
メッセ大橋は、右岸寄りと左岸寄りで橋脚がそれぞれ2本ずつ入っています。
上下流の明暗だけではなく、橋の真下に立ち位置を構えて橋脚と橋脚の間にできるヨレを狙ってみても面白いです。
シーバスは橋脚に張りつくように定位していることが多いです。
ジグヘッドリグを使って、軽く橋脚に当ててキワに落とすという狙い方もあります。
ルアー選びですが、時期的にイナッコは8cm前後なので、そのサイズのミノーをチョイスするのが基本です。
ただし、成魚のボラを捕食している大型シーバスもいるので、12cmクラスのミノーも用意しましょう。
イナッコの群れは表層から中層にいることが多いです。
各レンジを探ることができるルアーを準備しておくのも大事でしょう。
川幅が狭いので、ルアーの飛距離は重要ではありません。
プレッシャーが高い場所なので、固定重心のサイレントタイプのミノーなどに実績があります。
それでも反応がないときはワームの出番です。
春の時期は、ピーク時ほどではありませんが、バチ抜けも起こります。
シンキングペンシルなども持っていると有利です。
遊歩道から釣りをするだけならスニーカーで問題ありません。
消波ブロックの上から釣りをする場合は、滑りやすいので、必ずスパイクシューズとフローティングベストを着用しましょう。
消波ブロックからはもちろん、遊歩道からでも柵から水面までの高さが満潮時で2.5m以上あるので、玉網は必携です。
釣り人以外はほとんど来ない場所ですが、タバコの吸い殻やゴミがたくさん落ちています。
自分のゴミは必ず持ち帰るよう徹底しましょう。
河口部に隣接しているマリンスタジアム関係者の駐車場入り口に車を止めていると通報されてしまうので、注意しましょう。
千葉シーバス釣りポイント【浜田川河口】の実績ルアー
アイマ/トリップ66、85
ベイトが小魚でもバチでも有効です。
表層から約20cmまでをカバー。
ベイトのサイズで66と85を使い分ける。流れをつかみやすく初心者でも使いやすいです。
アイマ/ピース80
イナッコが群れているときの超高実績ルアーです。
クロスにキャストし、U字ターンでデッドリーアクションからウォブンロールに変化したときにヒットします。
アイマ/B-太70
春先のバイトサイズに合わせやすく、足元まできっちり泳ぎます。
ベイトが沈んでいるときに有望です。
サイレントなのでスレにくく、デイゲームでも使えます。
プエブロ/ダミー・ビー95
ハンドメイドのシンキングペンシル。
イナッコをおいまわしていますが、表層まで出てこないシーバスを、水面直下のドッグウォークで攻略可能です。
マーズ/R-32
スレたシーバスに効果絶大です。
バチはもちろん、イナッコパターンにも通用します。
カルティバのドーターヘッド1/8オンスと5/16オンスをレンジで使い分けます。
千葉シーバス釣り【浜田川河口】のおすすめポイント ①浜田川下流部
川沿いはすべて護岸されています。テクトロも有効です。
千葉シーバス釣り【浜田川河口】のおすすめポイント ②右岸にある温排水口
流れの当たる左岸の壁際や排水口横の反転流が狙い目です。
千葉シーバス釣り【浜田川河口】のおすすめポイント ③浜田川河口部
消波ブロックまわりから釣るなら万全の装備をしましょう。
千葉シーバス釣り【浜田川河口】のおすすめポイント ④メッセ大橋の下流側
明暗部だけではなく、橋脚と橋脚の間のヨレも狙いましょう。