茨城バス釣りポイント茨城県 南東部 北浦を紹介していきます!
一気に水深が深くなるエリアが多いのがこの湖の特徴です!
茨城バス釣りポイント 北浦への行き方
電車 バスの場合、上流部へは、鹿島鉄道 鉾田駅から関東グリーンバス麻生庁舎行きに乗り高田で降車します。
バス停からは徒歩約10分です。
クルマの場合、上流部へのアクセスは、常磐自動車道 土浦北ICを降り、国道6号を水戸方面へ向かいます。
途中、国道354号を右折し、そのまま霞ケ浦大橋方面へ向かいます。
霞ケ浦大橋を渡り直進すると鹿行大橋に出ます。
土浦北ICより約40分です。
下流部へのアクセスは、東関東自動車道の終点、潮来ICで降り、国道51号を経由して鹿嶋市方面へ向かうと、神宮橋へ出ます。
潮来ICから神宮橋まで約15分です。
茨城バス釣りポイント 北浦について
霞ケ浦 本湖よりも北東に位置するのが北浦です。
霞ケ浦は比較的遠浅のエリアが多いのに対し、北浦の場合は足元から急に深くなっている場所が多いです。
それゆえ、岸釣りでも楽しめるエリアが多くなっています。
岸からちよっとの場所にカケアガリがあり、すぐに水深4mに落ち込むような場所も多いです。
同じ霞ケ浦水系ではありますが、湖の特性は違っていて、まったく別物と考えたパターンの組み立てが重要になります。
この湖の全景を見てみると、タテに非常に長いのがおわかりいただけると思います。
湖というよりも一本の川を想定してエリアを絞り込む必要性も出てきます。
上流から下流にかけての水の流れが意外と重要になります。
たとえば、湖岸の幅が狭まっているような場所では比較的水の動きは活発になるし、幅の広い場所やワンドの中は比較的緩慢になります。
水は常に動いていたほうがよいというわけではなく、寒い時期は動かないほうがよいです。
もちろん、暑ければ動いていたほうがよいです。
シーズナルパターンをしっかりと読んで、さらに湖全体の地形を見て、どのエリアを狙うのかをある程度決めてから釣るのが、北浦攻略の基本といえます。
北浦も霞ケ浦同様に漁具が点在しています。
その付近で釣りはしないこと。
現地で看板等に注意し、釣り禁止のドック には絶対に立ち入らないようにしてください。
周辺駐車場も控えましょう。
茨城バス釣りポイント 北浦のおすすめ時期は!?
水温が上昇しはじめる4月から 11月までがベストシーズンですが、アオコが発生すると釣りにならなくなります。
ただし、風によってアオコが寄せられれば、それによってできたアオコがシェードとなり、好釣果が期待できます。
アベレージサイズは35cmほどですが、小場所を探っていけば数が出ます。
ーカ所に固執せずに移動することが大事です。
フイールドが広いため、風の当たるアシ際や護岸沿いをスピナーベイトやクランクベイトを通すようなスピーディーな釣りが功を奏します。
ボトムアップ:ビーブルは特許のスプリッターを搭載して横振動するスピナーベイトなので、通常のスピナーベイトにスレているバスにもとても効きますのでオススメです!
北浦バス釣り陸っぱりポイント①巴川、鉾田川周辺
水量が一番の規模を誇る最北部のインレット
北浦の最上流部(最北部)に位置する巴川と鉾田川は、北浦のなかでも一番規模の大きな流れ込みです。
本湖に比べると水温の上昇が早く、新春から釣れはじめるエリアでもあります。
狙い目はずばりアシ際です。
少しでも深くなっている場所を重点的に狙ってみましょう。
初夏の頃におすすめなのが巴川の上流部です。
オーバーハングした雑草がシェードをつくっています。
北浦バス釣り陸っぱりポイント②安塚ドック周辺
ベイトが豊富で、秋には大爆発のポイント
川の吐き出し部分となるこのエリアは、晩秋になるとワカサギが湖岸のアシ際やオダまわりに集まりはじめます。
そのベイトを追ってバスも集まり、越冬の準備のために捕食します。
この周辺には見えるストラクチャーだけでなく、オダもたくさん沈んでいるので、通年、バスのコンディションは良好です。
ドックの船道も深く浚渫(しゅんせつ)され、そのブレイクに沿ってクランクベイトなどを引くと面白いでしょう。
ノリーズ:ワーミングクランクショットは絶対に持っておきましょう!かなり効率よく魚を釣らせてくれます!
北浦バス釣り陸っぱりポイント③高田ドック周辺
様々なストラクチャーがエリア内に凝縮
高田ドック周辺は様々なストラクチャーが凝縮されているエリアです。
バスのストック量が多いだけでなく、50cmアップのでる確率も高く、人気のスポットです。
季節を通してバスのつく場所は違いますが、全体的には散っているような状況にあります。
寒暖の影響を受けやすく、条件が悪いと活性がぐっと下がることがあります。
そのような場合は、ひとつの障害物に対し、スロー&タイトに攻めることが必要となります。
北浦バス釣り陸っぱりポイント④帆津倉岬周辺
岬を中心に障害物が散在している
上流部で一番、沖合に張り出した岬が帆津倉の岬です。
岬を中心に障害物が点在し、バスの回遊ルートになっていて、年間を通して実績があります。
岬の付け根部分には、アシと消波堤防が沖に張り出しています。
この部分は非常に浅いですが、沖合に行くと急なブレイクがあります。
ブレイクの位置には数本の杭が立っています。
このポイントの特徴は、風がサワサワ吹いているときに爆発する確率が高く、ランカーに実績も多数あります。
北浦バス釣り陸っぱりポイント⑤武田川周辺
本湖が荒れたときの救世主的存在!?
流れ込みになる武田川はワンドの奥に位置し、風の影響をさほど受けません。
早春からベイトがこの付近に集まりはじめ、それにともないバスの魚影も非常に濃くなります。
河口周辺にある鉄矢板囲みの周りには砂が推積しているので浅いですが、矢阪の際の凸凹にバスがついていることが多いです。
フローティングミノーなどでチェックしたあと、ライトテキサスなどで丹念にせめてみるとよいでしょう。
ビッグミノーパターンが炸裂することもあるので、OSP:ヴェルナ スローフローティングは持っておきましょう!
オーエスピー ヴァルナ 110 スローフローティング OSP VARUNA 110SF SPEC2 ▼TSL76 ライブリーFワカサギ 15.7g
朝一番ならばトップも面白いです。
北浦バス釣り陸っぱりポイント⑥鹿行大橋東側
大洋境川の吐き出し口が狙い目だ
大洋境川の流れ出し部分は砂が堆積し台地上になっています。
そのカケアガリ付近には杭が打ち込まれているので、水面を見ただけでその台地上の地形を想像することができます。
朝夕や水が動いているときはベイトの動きが活発になります。
震災によって旧鹿行大橋が崩落し、現在は新鹿行大橋によって交通は回復していますが、旧橋付近は危険なため、近づかないようにしましょう。
北浦バス釣り陸っぱりポイント⑦山田ワンド
北浦で一、二を争うメジャースポット
山田ワンドは、オダの宝庫といわれるくらいに無数のオダがワンド内に点在しています。
そればかりに固執せずに様々な狙い方でこのポイントを攻略してください。
北岸の馬の背状になったカケアガリ付近はベイトが溜まりやすく、フィーデイングのバスを狙えます。
飛距離の出るルアーで広い範囲をチェックしてみましょう。
南岸のキーポイントはアシの前です。
ここのボトムには段差ができていて、その段差の落ち込んでいる部分にバスがついています。
北浦バス釣り陸っぱりポイント⑧吉川天掛第二水門周辺
起伏の激しい湖底で魚影が濃い
水門の沖台にはバスを大量にストックしている起伏の激しい台地があります。
そのため、沖のディープから水門前のシャローを行ったり来たりするバスをキャッチするのがここの狙い方です。
シャローも漠然と攻めるのではなく、やはり障害物を丹念に探ることが好釣果をもたらします。
このエリアには小魚だけでなくヨシノボリやテナガエビ、モエビなども多く棲息し、ルアーのセレクトもそれらを意識するとよいでしょう。
北浦バス釣り陸っぱりポイント⑨蔵川ワンド
遠浅のハードボトムはフィーデイングエリア
白浜ドックからワンド内に入るその周辺エリアは、遠浅ではあるがハードボトムになっていて、足元にはたくさんの捨て石が沈んでいます。
水深が浅いためにバスはトップにも反応しやすいです。
トップヘの反応がいまひとつの場合、スピナーベイトを使ってみるとよいでしょう。
このポイントは通年使えるわけではなく、 春から初夏にかけてと、ベイトの動きが活発になる秋に爆発します。
北浦バス釣り陸っぱりポイント⑩北浦大橋西岸
水通しのよい急激なカケアガリ
橋は湖の幅の狭い場所に架かっていて、当然そのような場所では水の動きも活発になります。
橋の下周辺はブレイクラインが比較的岸ギリギリまで寄っているので、岸釣りでもイージーにアプローチできる場所です。
その付近の護岸の下にはゴロタ石が多く沈んでいるため、ベイトが集まりやすい条件が揃っています。
冬はあまりばっとしませんが、特にベイトが集まりはじめる秋には好釣果が期待できるポイントです。
北浦バス釣り陸っぱりポイント⑪宇崎第一ドック
沖合に広がる大地はバスの聖地
宇崎といえば、その沖に広がる台地が有名です。
この台地に岸釣りからアプローチすることは無理ですが、こんな好条件を備えたエリアに近いのはいずれにせよ有利です。
バスは3月下旬ごろからドック近くのシャローに上がってきます。
護岸と平行している杭まわりでも釣れますが、より大きなサイズを狙うのならドックからの船道を狙うとよいでしょう。
ただし、岸釣りではロングキャストが必要なので、それなりのタックルを用意しましょう。
北浦バス釣り陸っぱりポイント⑫水原岬周辺
3通りのパターンで攻めてみよう
岬周辺は水通しがよく、ベイトフィッシュの魚影が非常に濃いポイントです。
このエリアの攻め方には3つのパターンがあります。
まずは岬の先端から水中の尾根沿いにハードルアーを引いてくるパターンです。
ふたつ目は岬の付け根付近を狙うパターンで、ボトムをラバージグやテキサスリグでじっくりと攻めるのがよいでしょう。
そして3つ目は、カケアガリの上のフラットな部分をクランクベイトで狙うパターンです。
北浦バス釣り陸っぱりポイント⑬爪木周辺
自然保護を考えてアサザ周辺の釣りは自粛
岬の先端から爪気ドック方面に向かうエリアの底質は砂や泥砂が多いですが、アシの生える周辺だけは硬い底質になっています。
ハードボトムを見つけることが、ここでのキーであり、特に春先は思わぬ超大物も望むことができます。
春は小型のサスペンドミノー、それ以外のシーズンはスピナーベイトやラバージグでじっくりと攻めるのがよいでしょう。
レイドジャパン:レベルミノーは実績の高いルアーです!
余談ですが、この周辺にはアサザが生えています。
アサザ周辺での釣りは自粛すること。
北浦バス釣り陸っぱりポイント⑭神宮橋西詰め
シャローと橋脚を行き来するバスを狙う
神宮橋の西詰めエリアは、沖合からシャローまで橋脚伝いにバスの魚影は濃くなっています。
橋脚周辺やその周辺のアシの際などを狙いましょう。
特に増水したときは、大型のバスがアシに入り込んできます。
クロー系のワームをテキサスにセットして、丹念に狙うのがおすすめです。
エリア全体のベストシーズンとしては、春の産卵期から秋までとなっています。