霞ヶ浦水系のバス釣りポイント 茨城県 南東部 霞ヶ浦 東浦&本湖北岸を紹介していきます!

以前は数釣りの期待もあった東浦。昨今の状況は!?

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント 東浦&本湖北岸への行き方

電車 バスの場合、北岸へはJR潮来駅から東関東高速バス潮来麻生線で鉾田駅行きに乗り、北岸の各停留所で下車します。

クルマの場合、常磐自動車道 土浦北ICより国道6号、国道354号を経由して土浦大橋へ向かいます。

東浦南岸には大橋手前を左折しますし、本湖北岸へは橋を渡ってすぐ右の湖岸沿いの道を右折します。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント 東浦&本湖北岸について

霞ヶ浦大橋よりも奥に位置する東浦は、全体の動きもよく風の影響も少ないので、秋から春に強いエリアです。

夏場は少々水質が悪くなりアオコが発生しやすい環境にあります。

釣れるバスはアベレージサイズが小さく、ビッグバスを狙うのは少々難しいですが、パターンがうまくはまれば、ヒットの数を伸ばすことができます。

ボトムマテリアルは砂利の場所が多く、上流に向かうほどに泥が多くなります。

そんななかにも小さなハードボトムがかなりの数点在しています。

ハードボトムを見つけられればヒットの数を伸ばすことが可能です。

湖岸線に目を向け、周辺に何かストラクチャーのようなものがあれば、そこは確実に狙っていきましょう。

霞ヶ浦大橋から天王崎にかけての本湖北の地形は、変化に乏しくダラダラと沖合まで浅いエリアが続きます。

それゆえ、朝夕のフィーディングタイムが絶好の時間帯となります。

春のスポーニングシーズンや増水したときなどは、かなり浅い場所までバスは上がってくるので、ヒットの確率はアップします。

北岸では遠浅のエリアが多いため、おかっぱりで釣りをする場合は、距離の稼げるルアーが活躍します。

このエリアで注意してほしいのがドックでの釣りです。

マナーの悪い一部のアングラーのために、ほとんどのドックが釣り禁止になっています。

ドックの近くでは釣りだけでなく、駐車も慎むようにしてください。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント 東浦&本湖北岸のおすすめ時期は!?

シーズンの特徴としては早春から7月頃まではよいです。

北岸では7月に入ってトロール漁が始まるとあまりぱっとしなくなります。

小高干拓は真夏でも高い実績を残しています。

なお、東浦エリアは風の影響を受けにくいです。

風が強くほかのエリアが荒れているときでも比較的穏やかで釣りがしやすいのも特徴です。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント 東浦&本湖北岸のおすすめルアーは!?

①コンバットルアーズ/バンクシャッド

霞ケ浦の春の定番ルアーがシャッドです。

ハードボトムだけでなく、テトラまわりなどスポーニングを意識しているバスに効果的です。

 

②コンバットルアーズ/キッカーフロッグ

レイダウンやゴミ溜まりのカバーだけでなく、シャローフラットのオープンエリアでもトップ的な使い方で実績を上げています。

 

③Mo-DO/Dゾーン

秋になってエリアに散っているバスたちに対して、 遠投ができて広く探れるルアーが有効です。

集魚力も高いこのルアーは秋におすすめです。

④エバーグリーン/ボウワーム

東浦で実績のあるワームはなどのストレート系です。

 

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ①柏崎に千本杭

乱立する千本の杭をテンポよく攻める

このエリアにある有名なストラクチャーが千本杭です。

数百mにわたって杭の列が続いているスポットです。

バスがどの杭についているというわけではありません。

丁寧に一本一本チェックしていては時間が足りません。

杭の間をスピナーベイトやスナッグレス性の高いクランクベイトなどを使い横の動きで探っていくのが効果的です。

一カ所で粘らずに移動しながら探っていきましょう。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ②高賀津ドック周辺 

狙いはドックの横にあるハードボトム

ドックの横にあるハードボトムエリアは特に盛り上がっているわけではありません。

全体的にフラットな状態のため、位置が絞りにくいです。

ウエイトのあるヘビキャロやテキサスで大遠投しズル引きしながらボトムの硬さをチェックしましょう。

おおむねハードボトムエリアの場所が確認できたら、バイブレーションやスピナーベイトでスピーディに探っていくとよいでしょう。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ③④八木干拓

干拓まわりの水没したテトラも要チェック

干拓まわりのテトラには、水面から顔を出しているものと水中に没しているものとがあります。

沖合20mくらいの場所にも漬物石程度の大きさの石がポツリポツリと沈んでいるので、ここも狙い目です。

テトラや沈み石の基本的な狙い方は、シャロークランクやスピナーベイトを意図的にコンタクトさせ、ヒラを打たせてリアクションでバイトさせましょう。

このときラインは太めのものを使用してください。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ⑤高崎のハス田

ハスの葉が枯れだした初冬がベスト

以前は周辺にはリリーパッドが密生していましたが、最近はカゴと湖岸との間にそれがポロポロと生えているだけです。

バスがついている確率は非常に高く、葉の浮かんでいる夏から秋はフロッグが活躍します。

冬はハスの葉が枯れてしまいますが、そのタイミングでも実績を残しています。

冬のシーズンはスピナーベイトなどを使って横に広くチェックし、ジャカゴの周りもチェックしましょう!

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ⑥羽生ドック周辺

飛距離の出るルアーで広く探るのがキモ

ドック周辺にはハードボトムがあり、ここが狙い目です。

飛距離が釣果に直結する場合もあるので、まずは飛距離の出るタックルを使用し、遠投を常に心がけることが大切です。

このポイントの特徴として水深が80mほどしかないので快晴無風の状況ではほとんどヒットは望めません。

風が吹いて波立っていないと難しいポイントです。

朝夕のフィーディングのときはバスが上がってくるので狙い目です。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ⑦浜のテトラ

テトラの中とその際を徹底的に狙う

浜のテトラの沖側は比較的浅く、ボトムマテリアルは砂礫になっています。

バスは沖にはつかずにテトラの際に集まっています。

沖側はキッパリとあきらめ、テトラの際を攻めましょう。

際で反応がなければテトラの穴を早いテンポでチェックしましょう。

おかっぱりの場合は、テトラと護岸の間も確実にチェックしてください。

この場所にいる確率は意外と高いです。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ⑧梶無川

スミのなかで数少ない護岸されていない川

梶無川は、霞ケ浦でも数少ない護岸されていない流入河川です。

岸際にはアシが生い茂り、冬を除いたシーズンは常に安定した実績を上げています。

本湖で漁をしていたり、荒れていたりするときは、ここにワカサギが逃げ込んでくることがあります。

当然、このときはバスも一緒に入ってくるのでチャンスが膨らみます。

逆に、大雨のあとなどで川ににごりが入っているときはあまりよくないので覚えておきましょう。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ⑨一文字堤防

朝イチのフィーディングタイムが狙い目です

霞ケ浦大橋を挟んでふたつの一文字堤防があります。

東浦側はウエーダーがないと渡れませんが、本湖側は護岸とつながっています。

ここで紹介したいのが本湖側です。

防波堤から沖合2mぐらいのラインがプロダクティブゾーンになっています。

ここは根がかりが激しいのでノーシンカーワッキーやスピナーベイトがよいでしょう。

基本的にはフィーディングで寄ってきたバスを狙うようにしましょう。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ⑩太郎岩

霞ケ浦指折りの広大なハードボトムエリア

霞ケ浦大橋よりも下流に向かって、ひとつ目とふたつ目のドックとの間に岩盤地帯が広がっています。

春のスポーニングシーズンから7月のトロール漁が始まるまでがコンスタントに釣果を上げられる有望スポットとなります。

シーズンスタートのころはスポーニングがらみのビッグバスを狙うことができます。

実績のある攻め方はヘビキャロとクランクベイトです。

静と動の動きをうまく使いわけましょう。

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ⑪五町田の石積み

北岸の数あるスポットのなかで比較的新しい場所

荒宿ドックと五町田ドックとの間にあるスポットです。

石積みの防波堤が数カ所あり、ほかにもゴロタ石がポツポツと点在しています。

石積みの周りだけでなく、ゴロタ石の周りにもバスがウロウロしています。

比較的ボリュームのあるワームを選びノーシンンカーで遠投しましょう。

石積みの際やゴロタ石を舐めるようにしてゆっくりと引いてくるとよいでしょう。

ふたつのドックは釣り禁止になっているので注意 してください。

 

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ⑫KMCまわり

様々なストラクチャーが集まり魚影が濃い

小高干拓近くにマリーナがあります。

周りには杭、アシ、捨て網、水路の吐き出し、テトラなど様々なストラクチャーが点在しています。

ストラクチャーだけ見ると、かなりのバスがついていそうな感じがしますが、全体的に水深が浅いため各ストラクチャーに居ついているバスは意外と少ないです。

フィーディングで上がってくるバスを狙うのが基本であり、朝夕の時間帯に狙いを絞りましょう。

 

霞ヶ浦バス釣りおかっぱりポイント ⑬⑭小高干拓

全長2m、延々と続くテトラの有名スポット

干拓の湖岸には約2mにわたってテトラが入っています。

このテトラの中にバスが潜んでいて、穴撃ちでテンポよく釣り歩いて行きましょう。

意外と見落としがちなのが、護岸とテトラの間の足元付近です。

ここに潜んでいることも多いので、水際から少し離れて歩くようにしましょう。

テトラの沖側のアウトサイドも有望です。

テトラの外側にゴロタ石が沈んでいて、ここにもバスがついていることがあります。