千葉県の勝浦市にある豊浜漁港を紹介していきます!

春は30cmオーバーのサイズが狙える外房のアジングスポットです!

千葉アジングポイント【豊浜漁港】への行き方


圏央道木更津東ICから国道410号、297号を経由し、約50kmです。

港内は関係者以外の車は立ち入り禁止なので、夜間でも駐車場に置くほうがよいでしょう。

千葉アジングポイント【豊浜漁港】の攻略法

外房では一年を通してアジが釣れます。

しかし、時期によりアベレージが異なります。

初夏には15cm、秋には20cm、2~3月には25cmまで大きくなり、ときには30cmオーバーもヒットします。

春はジンタと呼ばれる小さいアジは釣れません。

小さくても20cmくらいはあります。

数は初夏に比べて落ちるものの、いい群れが入ってくればそこそこは期待できます。

水温が低いからといって活性が落ちることはありません。

やはり群れに左右されます。

居つきが1匹2匹しか釣れないことがあるかと思えば、1キャスト1ヒットで釣れることもあります。

アジという魚は青物に分類されるだけに、ヒットさせれば突っ走り、根に潜ろうとしたりして、サイズのわりにすごいファイトをします。

それでいて口が弱いことから、無理なやりとりをすれば口切れしてしてバラすことになります。

そのスリリングなやりとりが、アジイングの魅力でしょう。

ここで紹介するのは、千葉県勝浦市の北側に位置する豊浜漁港です。

以前は新官漁港と豊浜漁港とに分かれていました。

現在では、造成することでひとつになり現在の豊浜漁港になっています。

北側の新官漁港のあった船だまりを地元では「新官(シンガ)漁港」と呼び、南側を「豊浜漁港」と呼んでいます。

豊浜漁港のほうがやや大きく、先端の灯台から30〜40mまでフェンスが設置され、堤防の内外とも釣り禁止です。

新官側の船だまりにある漁協前などに明るい常夜灯があることなどから、アジ釣りには新官側のほうがよく釣れています。

千葉アジングポイント【豊浜漁港】の実績ルアー

ダイワ/月下美人 澪示威5S

港外の浅い場所を攻めるときに使います。

外洋なので磁気のあるこの場所でアピールするには5cmというサイズが有効ですが、港内でライズがあるときにも実績があります。

 

ダイワ/月下美人 プリズナー5g


飛距離が出て、巻きはじめると浮き上がりが早いのがよいです。

水深がある場所では、ボトムまで沈めてリフト&フォールするのも有効でしょう。

水平フォールするのでバイトも多いです。

 

ダイワ/月下美人 ビームリーチ + カルティバ/クロスヘッド3g


耐久性が高いのでフグにも噛みちぎられにくいです。

尾が平らになっているので、フワフワアクションに有効です。

大物が釣れる時期なので太軸フックのクロスヘッドは安心でしょう。

 

ジャッカル/ペケペケ2インチ + カルティバ/流弾丸2.7gアシストフック付き


おとなしめのナチュナルアクションです。

ジグヘッドのフックはファインワイヤーで刺さりがよいです。

アシストフックはショートバイトでも口の中に吸い込まれやすいです。

千葉アジング【豊浜漁港】のおすすめポイント ①豊浜漁港タンク前


全体に足場がよく、明るく釣りやすい場所です。

ボトムは砂地がほとんどです。

船道からまっすぐきた奥のスロープの切れ目あたりにアマモが生えています。

これもアジがよく釣れる要因といえるでしょう。

足場は水面まで1〜1.5mくらいなので釣りやすいです。

水深は4mくらいとやや深いです。

どのタナにアジがいるのかを探るため、上層から徐々に、中層、底というふうに探りましょう。

50cm刻みで、探るタナを下げていきましょう。

リーリングは、ミディアムスピードでただ巻きが基本になります。

また、アジはルアーが落ちるときにバイトが多いので、30cmくらい上下に波打つような柔らかなリトリーブも有効です。

あまり急激な動きや大きな動きをさせないのは、アジにルアーを見失わせないためです。

アジは明かりが当たっている中心にもいますが、影との明暗部にもよくつきます。

明暗部につくのは居つきが多いことから、何匹か釣るといなくなることがあります。

これに対し光の中にいるのは、回遊してきたアジなので、何匹も釣れつづくことが多いです。

また、スロープをはさんで対岸の新官側もよく釣れます。

千葉アジング【豊浜漁港】のおすすめポイント ②新官側漁協前


船が停泊していれば、その間から港内に向かって投げます。

ここは水深3〜3.5m、水面までの高さは1〜1.5mで足場はよいです。

漁協の建物から水面をライトが照らしていることから、アジの寄りがいいです。

常夜灯が岸壁際から離れているので足元に影ができます。

そこにアジがいることがあるので見逃さないようにしましょう。

狙い方は、同じ明かりの中の釣りなので、タンク前と同様です。

船が停泊していることが多いです。

そのときは船と船の間から港内に向けてキャストすることになります。

千葉アジング【豊浜漁港】のおすすめポイント ③新官側消波ブロック


全体的に浅く、カジメが生え、砂地が点在しています。

堤防の外洋側の150mほどの消波ブロック帯は、わりと詰まって設置されています。

スパイクなどの足元の装備をしっかりとしておけば問題はありません。

もちろん救命胴着などの着用も忘れないようにしましょう。

水際は波をかぶりやすく、濡れている場所は滑りやすいです。

ひとつ手前の消波ブロック上から狙ったほうがよいでしょう。

全体的に水深は1〜2mと浅く、カジメが繁茂し、その間に砂地が点在します。

メタルジグやプラグを使い、広囲を攻めることがバイトを得る秘訣です。

フィーディングのため表層を回遊してきたアジなので、水面から50cmくらいの範囲を中心に攻めていきましょう。

アタリがあったら、巻きアワセが基本です。

強くアワせると口切れしてしまうためです。

抜き上げ時も優しく行いましょう。