お台場付近で、赤潮に悩まされる夏の東京湾奥でも、シーバスを狙えるポイントを紹介していきます!

水深があり流れも効くポイントを中心にせめて行くことが重要です!

都内からもアクセスが良く、友達や彼女を連れて釣りができるポイントです。

お台場周辺の東八潮緑道公園一帯への行き方

首都高湾岸線・13号地から船の科学館を目指します。

船の科学館横に駐車場があります。

お台場周辺ポイントのシーバス攻略法

東京湾奥では、気温と水温が上昇する夏になると、シーバスの居場所がしぼりづらくなります。

さらに、そこに強い南風が吹けば、水質が悪化し赤潮が発生するなど、海況はより厳しくなります。

だが、そんな湾奥でも比較的ヒットさせやすい場所もあります。

東京都港区の東八潮緑道公園は、そんなポイントのひとつです。

この公園は東京の13号地の埋め立て地の西端に位置し、お台場などの観光施設と同じエリアにあります。

船の科学館がある場所で、東八潮緑道公園がその周辺をとり囲んでいます。

船の科学館前には、ワンドを中心に船を係留する場所が多数あります。

東八潮緑道公園沿いの岸際とともに、シーバスにとって格好のストラクチャーとなっています。

夜、周辺を回遊していたシーバスも、日の出とともにこの岸際のシェードに身を隠します。

護岸された岸沿いは、水面まで2mほどで、手すりが整備されています。

岸際の水深は、潮まわりによっても変わりますが、大潮の満潮時で2mほどです。

夏は午後から南よりの強風が吹きだすことが多く、夜になるにつれて水質が悪化し、赤潮が発生しやすいです。

赤茶にごりになってしまうと、食いは相当、渋くなります。

こうした状況を好転させるのは雨です。

雨上がり後から強い南風が吹き荒れるまでの間、ささにごりが続くことがありますが、これがベストな潮色です。

また、雨後に晴れが続くときも、よほどの強風が吹かなければ悪化しないことも覚えておきましょう。

これらをふまえると、ベストタイムは早朝から午前中となります。

また、過去の実績をみると、潮が比較的大きく動く、大潮や中潮の満潮前後の約2時間が狙い目です。

釣行時は潮時表を確認してから出かけてみましょう。

意外に思われるかもしれませんが、夏の東京湾奥でも、ベイトフィッシュは大量に接岸してきます。

だからといって、どこでもシーバスを狙えるわけではありません。

べイトもシェードに寄り添って回遊したり、ワンドにとどまろうとしたりするのです。

そうした意味でも、この公園はベイトがたまりやすい条件を備えているのです。

メインベイトはイワシやイナッコなどで、シーバスはそれらを狙ってシェードで待ち構えています。

また、シーバスがひそむシェードにはカニなどもいて、シーバスは、この岸際のカニも捕食しているようです。

ときには、岸際に付着した貝を捕食していることもあります。

シーバスの釣れ具合は、そのときに回遊してきたベイトで変わってくるといっても過言ではありません。

実績が最もよいのはイワシがからんだベイトフィッシュの場合で、釣獲期待値は90%です。

イナッコやカ二がベイトのときは70%くらいです。

釣れるアベレージサイズは50cmほどです。

しかし、群れではなく、単発的に釣れてくるときのシーバスは、70cmクラスにサイズアップします。

狙う場所は、岸際やバースなどのストラクチャー際です。

足元の岸際だったら立ち位置の左右5〜8mの岸際ギリギリにシンキングミノーをキャストし、フォールさせます。

そこからジャークやトウイッチなどによるフラッシングでアピールし、リアクションバイトを誘います。

バースは比較的小規模なものが多いですが、その中や橋脚の間ギリギリを通しましょう。

シーバスがいれば、突き上げるようにバイトしてくるはずです。

ヒット後にエラ洗いするシーバスが多いですが、ある程度、強引に寄せてもいいでしょう。

ただし、大物の場合は無理をせず、少し走らせては寄せる、を3回くらいやれば走りも止まるでしょう。

最後は玉網を使い、一気にランディングしましょう。

ミノーで反応がないシーバスには、ソフトルアーによるスケーティング釣法を用いる手もあります。

狙い方は同じで、一度、底をとり、トウイッチなどを入れて激しくダートアクションさせます。

シーバスがついていれば、必ずバイトしてくるはずです。

使うルアーはフックがひとつなので、大物がヒットしたときはヘッドシェイク一発でバラしやすいです。

そこで、ミノーのときよりも寄せては走らせる回数を多めにしたほうが、パラシは減ります。

ここはひとつ、じっくりとファイトを楽しむ余裕をもちましょう。

注意点としては、ここはあくまでも観光施設なので、日中は船の科学館の見学船のほうでの釣りはしないこと。

また、キャスト時は、絶対に毎回、周囲を確認すること。

なお、このエリアで平日の早朝や日中に釣りをしている人はめったにおらず、休日でも意外に釣り場が混雑することはありません。

お台場周辺ポイントの実績ルアー

エバーグリーン/スレッジ-F7

一年を通し、デイゲームには欠かせないジャークベイトです。

特に水深が2〜3mエリアでは効果抜群です。

真夏の日中ゲームでは、トゥイッチ&ジャークでのフラッシング攻撃で、底に張り付いたシーバスの数釣りが可能です。

 

邪道/スーサン

シンキングで沈ませると、2m前後の潜行能力があるので、夏場の水温が高いときにストラクチャーまわりに沈んでいるシーバスに効果的です。

ジャークしたときのシーバスの反応がいいです。

 

コアマン/VJ16

浮き上がりが速いのでシャローのガレ場でも根がかりが少ないです。

流れの変化でバランスを崩したときのバイトが多く、超高速で引いても水面から飛び出しません。

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スカジットデザインズ/テリージャーク

近距離の橋脚まわりや台船際で、よく使用しています。

橋脚ではギリギリをなめるようにトレースします。

魚がそこについていれば一撃でバイトするでしょう。

台船際ではトゥイッチを入れて、フラッシングで攻めればヒットさせやすいです。

お台場周辺のおすすめポイント①船の科学館裏 公園の角にあるバース下

岸から20mくらい離れているバース下ヘキャストします。

バース上は立ち入り禁止です。

お台場周辺のおすすめポイント②船の科学館前のワンド

見学船「宗谷」が係留されていて、その桟橋の下にシーバスはつきます。

ただし、観光客がいる時間帯の釣りは控えましょう。